ICT-EDUCATION
みらスクの特徴
GIGAスクール端末を最大限活用できる
みらいスクールステーション
無線の画面投影で、
GIGAスクール端末をスマートに使いこなす
新型コロナウイルス感染症の蔓延と臨時休校を経て、ICTの活用によって児童生徒の学びを保障するために文部科学省の方策「GIGAスクール構想」の計画が令和2年度中に整備完了と前倒しされました。
小中学校の児童生徒に1人1台端末、高速な無線LANの整備など、学校内外の教育ICT環境が全国の自治体で早急に整備が進んだ一方で、PC端末が整備された授業では、様々な課題が顕在化してきました。
「教員がWindowsで、児童生徒はChromebook。OSが異なり、授業がやりづらい」
「大型提示装置に端末の画面を映したいけれど、有線ケーブルの挿し替えが面倒」
みらいスクールステーションはこのような問題に最適なソリューションです。
GIGAスクール構想で、
など、学校のICT環境は整備されてきましたが、
その一方で、様々な課題も顕在化してきました。
- 教員端末の教室への持ち運びに手間がかかる
- 教員・児童生徒端末の操作・ITスキルに不安がある
- 大型提示装置と端末の有線ケーブル接続は不便
- 既存の無線APには画面ミラーリング機能がない
- 大型提示装置の活用は授業だけに留まる
でもこれらの悩みは、人、環境に依存することが多く
まとめて解決していくのは困難…
たった1台のメディアボックスが、これらの悩みを解決します
メディアボックスは、大型提示装置に教材や情報を映し出すICT教育専用機器です。
教員用端末の代替品としても役立ちます.
- マルチOS対応の
画面ミラーリング - 校内LANで配信する
校内ライブ放送 - リモコンによる
教材ファイル操作 - 映像のお知らせを
電子掲示板に配信
みらいスクールステーションの展開イメージ
文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」で整備された端末や高速大容量の通信ネットワーク、既存の大型提示装置の活用した授業に課題をお持ちであれば、教室にメディアボックスを追加することで解決します。
メディアボックスは、GIGAスクール端末や高等学校での導入が進んでいるBYODのOS(Windows・Chromebook・iPadOS)に対応する「マルチOS画面ミラーリング機能」、ITスキルを必要としない「家電感覚のリモコン操作」が特徴です。
さらに、みらいスクールステーションには、授業だけでなく学校運営にも利用でき、「校内ライブ放送機能」と「電子掲示板機能」が搭載されています。これによって、パソコン端末や校内LAN、さらには大型提示装置や電子黒板の利用頻度が、授業と授業以外でも存分に活用されることになります。
GIGAスクール環境を踏まえた、みらスクの優位性
情報配信システム
- 大型提示装置を活かす
- 校内LANの環境を活かす
ライブ配信機能
電子掲示板機能
- ビデオカメラで撮影。
音も映像もしっかり配信できる - テロップ配信、配信先設定、
大型提示装置の電源管理もできる - テレビ共聴ライン(アナログ)ではなく、
LANだからプロジェクタも配信可 - 有線LAN接続なら放送が途切れることなく、
安定配信を実現 - デジタルサイネージとして、
PDF、画像、動画、ニュース/天気予報も配信可
画面ミラーリング
- 大型提示装置を活かす
- 1人1台端末を活かす
- Windows、Chromebook、iPadOSにも対応。
混在もOK - 無線APと大型提示装置の機種を選ばない。
どの組み合わせもOK - 無線ネットワークの繋ぎ変えの
手間が不要でそのまま使える - 安定動作しており、
表示開始や画面切り替えも素早いレスポンス - 高等学校のBYOD環境にも適応
教材ファイル提示・操作
- 大型提示装置を活かす
- 校内LANの環境を活かす
- たった3秒で起動。
家電感覚でリモコンによる操作でPC知識不要 - メディアボックス端末で教材提示。
PC端末なしでOK!ファイル共有も可! - Officeファイル、デジタル教科書、
PDF、画像、動画の表示・視聴が可能 - NHK for Schoolなどの
インターネットも視聴可能 - ログイン操作不要。
すぐに使えて、使用中にスリープ・フリーズしない!
GIGAスクール環境における教育ICTツールとしての
みらスクの優位性まとめ
みらスクとよく比較検討される製品との違いを整理します。 例えば、教員・生徒の端末を大型提示装置に無線接続で映し出す製品を検討される場合、GIGA端末の全ての OSに対応しているみらスクがおすすめです。
先生と生徒の端末でOSが異なっているケースでも、 メディアボックスが1台あればどの端末も画面ミラーリングすることができます。Google classroomやGoogle for Education、Office 365 EducationのPC画面や児童生徒の発表など、授業のあらゆる場面で画面転送できるので授業の進行が効率化します。
さらに、みらスクは操作性・安定性にも定評があるため、機器の不具合によるタイムロスの軽減効果も実感いただけます。
これらの機能を実現するためにそれぞれのシステムをバラバラに整備するためには多大なコストがかかりますが、みらスクは、複数の機能をシームレスにカバーしているため、GIGAスクールの学習空間をより快適に低コストで幅広くサポートします。
みらスクご導入の導入理由例
みらスクの導入には、様々なパターンがあります。「PC教室更新予算」「校内放送設備予算」「新型コロナ対策」でもご検討いただけます。多機能であるからこそ、様々なパターンで導入することができます。他社製品との比較ポイントと併せて、ご検討ください。
1. マルチOS対応の画面ミラーリング端末として導入した理由は?
- ・無線APと大型提示装置の機器が混在していて、教室ごとのICT環境にバラつきがある。
- ・GIGA端末や、先生端末のOSも混在している。
- ・市販品など、既存の画面ミラーリングの動作が不安定で、授業では使い物にならない。
- ・端末と大型提示装置の接続には、有線ケーブルを使用している。
2. 家電感覚のリモコン操作で教材ファイル提示する端末として導入した理由は?
- ・GIGAスクール構想で、子ども端末は整備されたが、先生端末は未整備である。
- ・大型提示装置に教材ファイルを提示する際には、先生用の既存PCの持ち運びが必要になっている。
- ・先生ごとのPCスキルにバラつきがあり、ICTが苦手な先生でも教材ファイル提示できる環境を整えたい。
3. LANで配信する校内放送システムとして導入した理由は?
- ・アナログの放送設備が老朽化している。操作方法を知る先生は少なく、殆ど利用できていない。
- ・プロジェクタータイプの大型提示装置を整備したため、校内テレビ放送の利用を諦めている。
- ・Web会議システム(Zoom等)での放送は、準備の負担も多く、音声品質にも不満を感じている。
- ・新型コロナなどの集団感染症対策として、”密”になる全体朝礼や学校行事を見送っている。
4. 既存のICT設備の利用率向上を目的として導入した理由は?
- ・大型提示装置は、授業の一部、または一部の先生の活用に留まっていて、設備投資対効果に疑問を持っている。
- ・GIGAスクール構想で、高速化した校内LANをもっと有効活用したい。
導入を決めたお客様の声
みらいスクールステーションをご選定いただいた教育委員会のご担当者様に、導入前の課題・みらスクの選定理由をお話いただきました。
奈良県川西町教育委員会様
子どもの近くで授業ができる!
先生端末の活用例
2021年2月、奈良県磯城郡に位置する川西町では、 GIGA スクール構想の環境整備に合わせて、みらいスクールステーションを導入しました。今回、川西町教育委員会の高塲慎太郎様に、みらスクを導入するに至った経緯を伺いました。
今回お話を伺った
川西町教育委員会 事務局
高塲 慎太郎 様
GIGAスクール構想前のICT整備状況を教えてください。
川西町には、町立小学校と隣町との組合立中学校が1校ずつあります。 小学校を6年前に改築をしたこともあり、それぞれの学校のICTの環境は異なっています。 中学校では、普通教室にある液晶テレビを大型提示装置として使用していますが、校内に無線LANはなく、学習指導用の先生パソコンも未整備でした。パソコンを活用したい先生がいる場合には、校務用のパソコンを持ち込んでもらうこともありました。 小学校は、すべての普通教室に電子黒板があります。さらに各クラスには、端末が数台つながる無線LAN環境と学習指導用のパソコンを整備していました。
当時は、どのような課題を持たれていましたか?
実は、小学校の授業風景を見る機会が何度かありました。電子黒板と教卓の上にある学習指導用パソコンが有線ケーブルでつながれていたため、教材を提示するときに、教卓に戻らないといけない。電子黒板を操作する際には、子どもたちに背中を向けなければならない。この状況を見て「これってどうなのかな?」と疑問を感じていました。 そこで、先生と教卓がつながれてしまっている状況を開放すれば、机間巡視しながら、子どもたちの様子を間近に見る授業ができるのではないか。また、教室の後方からでも大型提示装置に教材を提示できれば、ICTならではのきめ細やかな授業ができるのではないかと考えていました。そんな中、GIGAスクール構想が始まりました。整備を計画する段階で、無線で画面ミラーリングできる装置も一緒に整備したいと思いました。
GIGAスクールの1人1台端末の整備状況を教えてください。
中学校は、生徒1人1人に加えて、先生用にもChromebook端末を選定しました。 小学校は、児童1人1人にChromebook端末を整備しました。小学校は中学校の環境と異なり、先生用にはもともと整備してあったWindows端末、特別支援学級ではiPad端末を活用する計画であったため、小学校では3つOS(Chromebook・Windows・iPad)が混在しています。
GIGAスクールの端末整備で課題とは?
小学校のOS混在が大きな課題でした。 それぞれのOS画面ミラーリングに対応した無線LANアクセスポイントを色々探しましたが、3つのOS全てに対応しているものはなかなか見つけることができずにおり、インターネットで調べていたら、みらいスクールステーションに辿りつきました。
学校現場からも「無線接続の画面ミラーリング装置」が欲しいと声があったのでしょうか?
長年タブレットが欲しいという声があがっていて、そのときに「無線でミラーリングできるようにして欲しい」という声もありましたね。
画面ミラーリング端末の調達は、GIGAスクール関連予算では補助の対象にならない中、どのように整備されたのですか?
兼ねてから、“先生と教卓がつながれた状態での授業を改善したい。そのための手段として、無線で画面ミラーリングできる端末を整備したい”という声を上げ続けていました。今回のGIGAスクール構想の際には、そのような努力が実を結び、川西町として独自に整備することができました。子どもたちの未来に向けた教育に対して、理解を得られていたことに感謝しています。
みらいスクールステーションをどのように活用されていますか?
基本的な使い方として、デジタル教科書を電子黒板に投影し、ペン書き込みで解説を加えていく授業を行っています。例えば、国 語の授業で、”落下傘”という文 字が出てくると、子どもの中には 言葉だけでは理解に苦しむ児童もいます。そんなときは、端末を用いて即座に落下傘の写真をインター ネット検索して大きく提示するようにしています。すると、”あ、 パラシュートだ!”と、時間をかけずに深い理解につながります。子どもたちの理解をサポートするツールとして端末と電子黒板、みらスクの組み合わせが役立っているんです。
また、ICT環境整備の効果を実感したのは、それだけではありません。クラス全員に出題したいときは、これまでは予めプリントを印刷しておいて、授業の途中で配布していました。従来は、これが普通だと思っていましたが、今振り返ってみると意外と手間だったことに気づきます。みらスクが導入された今ではプリントを印刷する手間と授業中に配布する時間のロスが無くなり、授業の中身がより濃いものになっていると実感しています。
無線で端末画面を投影するスタイルは、いかがでしょうか。
まず、端末の画面を電子黒板に投影する際は、間違いなく無線接続が良いです。例えば、計算問題を解く時間に答えに行き詰っている子を見つけたら、無線接続であれば、授業の進行を止めずに、その子の座席へそのまま近寄っていくことができるようになるんです。さらに、英語の発音のときには、机間巡視しながら、端末を操作して前方の電子黒板から動画や音声を流すことができます。 教員は前方の座席の児童の発音だけでなく、後方の児童の声も聞き、発音へのアドバイスができるようになりました。これらは電子黒板と端末が有線ケーブルで繋がっているときにはできなかったことです。一度無線接続を経験してしまうと、もう有線接続には戻れませんね。
今後、どのような使い方を期待されているか教えてください。
先生たちには、子どもたちの机まで行って、きめ細やかな指導にあたっていただきたいと思います。 また、みらいスクールステーションの端末には、画面ミラーリング機能だけでなく、電子黒板連携ツールが標準で備わっていることを知りました。小学校には電子黒板が入っていますので、これも授業に役立てて欲しいと思います。 昨今は、コロナの問題がありますが、”肌が触れ合うような距離感”というのを大切にした教育ができればと思っています。
ありがとうございました。
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文部科学省の情報リソース
2020年度から文科省のGIGAスクール構想によって、小中学校、さらに高等学校でも算数・数学、理科、社会、英語、体育など教科ごとに教育現場の一斉型の学習スタイルも変化していきます。
オンラインによる遠隔授業やプログラミング教育もより一層推進され、主体的で対話的な深い学び、個別最適化された学びを経て、将来社会で役立つ能力と資質を育む環境が整うことになることでしょう。
また、最近では文科省が「StuDX Style」というWebサイトを立ち上げています。このサイトでは、文科省が推進する「GIGAスクール構想」によって整備された、GIGAスクール端末(1人1台端末)の活用方法に関する優良事例。本格稼働に向けた対応事例の情報発信を行っています。
「端末の導入にあたって」「使い方」「端末を用いた教員/児童生徒の繋がり方」など学校内での活用例の他に、「家庭でのICT端末の使い方」や「学校と保護者との繋がり方」など端末の持ち帰りを行った事例も公開されています。
コロナ禍が長引いた際の、GIGAスクール端末の持ち帰りを検討する参考になります。 文部科学省は、GIGAスクール構想により、整備された新たな機器等を、文房具屋や教具と同じように日常的に活用してほしいとしています。StuDX Styleでは、先進的に実践を進めている自治体・学校の様々な学年の実践事例を情報収集しながら、自治体/教育委員会、学校向けに随時情報発信を行われていく方針だという。
COLUMN
GIGAスクール関連の教育ICTコラム
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大型提示装置をデジタルサイネージ化!学校内の情報連絡を効率化する方法
2022年10月25日
学校のICT環境は、ここ数年で格段に変化を遂げました。GIGAスクール構想により、1人1台タブレット端末や高速ネットワーク環境が整備され、「学び」そのものが大きく変化しています。しかし、学校内での情報連絡方法はいかがでしょうか。このコラムでは、学校内の大型提示装置を電子掲示板(デジタルサイネージ)として活用して、学校内の情報連絡を効率化する方法をご紹介します。
- GIGAスクール
- 教育ICT
- 校内放送設備
- 電子黒板
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子どもの近くで授業ができる!先生端末の活用例
2021年6月21日
2021年2月、奈良県磯城郡に位置する川西町では、 GIGA スクール構想の環境整備に合わせて、みらいスクールステーション(以下、みらスク)を導入した。今回の取材では、川西町教育委員会の高塲様に、みらスクを導入するに至った経緯を伺うことができた。さらに後日、川西町立川西小学校で情報教育を担当する山岡先生に、教室での活用状況についてお話を伺った。
- GIGAスクール
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【徹底解説】GIGAスクール構想とは。その目的や背景、現状や問題点を解説します
2021年5月26日
- GIGAスクール