HOW TO USE
使用方法
使い方が簡単でサクサク動く表示ライブラリ
表示ライブラリは、教材の表示やペン・スタンプによる書き込みなど、
デジタル教科書を使った学習をサポートするツールを備えています。
専用アプリをインストールする必要はなく、端末の標準ブラウザでサクサク動作するため、
先生も生徒・児童も簡単にお使いいただけます。
授業の開始をスムーズに
小中学校・高校をはじめとした指導者・学習者にとってわかりやすい設計にこだわりました。
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本だな
授業の際は、使用する教材をタップするだけ。様々なデジタル教科書教材が一覧で表示されます。
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表紙画面
前回の授業の続きからスムーズに再開することができます。
前回書き込んだ情報もそのまま表示します。
デジタル教科書での授業に必要なツールを整備しました
学習者の理解度向上をアシストする豊富なツールを搭載しています。
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ペン・マーカー
よく使う色・太さなどを保存できます。
切替ボタンは常時表示されているため、使いたい時にすぐ使えます。消す、書くと行った作業も簡単です。 -
図形・スタンプ
図形や図表、グラフや線、スタンプや読込画像を描画できます。教材を切り取って別の場所に貼ることもできます。
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拡大・縮小
ツールバーのボタン操作かピンチ操作で表示の拡大・縮小ができます。
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動画・音声再生
動画・音声が埋め込まれている箇所は、ワンクリックで再生することができます。
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教材アプリ連携
教材に設定されているアプリケーションをワンクリックで再生することができます。
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タイマー
教材上にタイマーを表示します。
カウントアップするストップウォッチとしても利用できます。 -
ふせん
付箋を貼り、教材の一部を隠したり、テキストのメモを作成することができます。
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ポインター
教材上にポインターを表示します。
ポインターを使うことで、説明箇所を焦点化することができます。 -
保存・記録
書き込みした教材を保存・印刷できます。
ブラウザを閉じたときにも自動的に保存されます。 -
巻物表示
複数ページを巻物のように表示させる機能です。大型提示装置に映す際におすすめです。
多様な学習者を支援する学習者支援モード
「学習者支援モード」で、すべての生徒・児童に等しく授業を提供できます。視覚のみならず音声でも授業をサポートします。
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総ルビ表示
総ルビ(ふりがな)表示を有効にすることで、紙面が切り替わりルビが振られます。
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音声読み上げ
登録されている音声ファイルの再生(朗読)することができます。
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背景色変更
背景色を白から黒へとワンクリックで変更することができます。
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環境設定(文字)
書体や文字サイズ等を学習者の個性に合わせた環境に表示を切り替えることができます。
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環境設定(色)
文字や背景色等の設定をカスタマイズすることができます。すぐに反映できるテンプレートもご用意しています。
動作環境
表示ライブラリは、以下の環境で動作します。
OS | ブラウザ |
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Windows 8.1 | Google Chrome, Internet Explorer 11, Edge |
Windows 10 | |
iOS/iPadOS | Safari |
Chrome OS (Chromebook) | Chromium |
※一部機能や見た目など、OS/ブラウザの仕様により差異があります。
※以下の利用制限があります。
・IE 11では、自動合成音声による読み上げがご利用いただけません。
・Chrome bookでは、日本語音声データが未インストール状態では、自動合成音声による日本語の読み上げがご利用いただけません。
みらいスクールプラットフォームは、クラウド配信にも対応しています。
詳細は、お気軽にお問い合わせください。
デジタル教科書ちょこっとメモ
デジタル教科書の使い方
小学校、中学校、高等学校それぞれの授業・教科において、教育ICTのひとつであるデジタル教科書は様々な効果をもたらします。
小学校でのデジタル教科書の使い方
デジタル教科書上では、児童でも簡単に書き直しができるため、紙の教科書と違い間違いを恐れずに思ったことを書き込むことができます。国語の物語文の場合、登場人物の心情を把握しやすい、児童が自らの考えをめぐらすことに集中しやすい、などのメリットがあります。文章を抜き出すツールを活用することで、教科書の本文を書き写す時間と労力を減らすことができます。保存機能を使えば、過去の授業で書き込んだ内容を蓄積することができ、いつでも好きな時に呼び出して比較・復習することが可能です。
社会では、デジタル教科書内にある地図などを、大型提示装置で表示してクラス全員で共有することができます。拡大機能を使えば、地理や歴史の資料で興味を惹かれた部分を児童の手元で自由に拡大することができ、気付きや疑問を喚起することができます。
算数では、児童がデジタル教科書に書き込んだ考察を、教師の端末に集約し、大型提示装置で映し出すことができます。先生が解法について説明する際は黒板への板書を用いるなど、アナログとうまく併用することで柔軟に授業を行うことができます。
中学校でのデジタル教科書の使い方
朗読機能を使うことで、視覚的な文字情報だけでは分からない古典特有のリズムや発音の仕方を体感できます。古典の物語の時代背景や文化を動画で見ることにより、挿絵だけでは分からないリアリティを感じることができ、深い理解につながります。
数学においては、抽象的な概念をアニメーションにすることで、生徒が直感的に理解できるようになります。道具を操作する活動と比べて、アニメーションは準備も必要なく、いつでも見たい時に見られるというメリットがあります。
英語では、例えば英語の歌詞を大型提示装置に掲示し、音楽を流しながら生徒に歌わせることで楽しみながら英語を理解させることができます。英会話については、各生徒が個別に朗読機能を使うことで、自分のペースで音読活動を繰り返し行うことができます。
高校でのデジタル教科書の使い方
英語では、デジタル教科書と連携したピクチャーカード等のデジタル教材を活用してプレゼンテーションを行うことができます。生徒の思考力や表現力、判断力の育成につながります。
生物や化学など理科の授業では、グループによる探究活動にデジタル教科書を活用できます。生徒同士で探究結果の共有がしやすくなり、活発な議論が交わされるようになります。
体育や保健では、動画撮影と併用して、効果的な学習も期待できます。
デジタル教科書を情報リソースとして活用するケースもあります。単語検索機能を使えば、デジタル教科書の全分野から必要な情報を横断的に入手でき、より主体的で深い学びにつながります。