ICT-EDUCATION

教育ICTツール
みらいスクールステーションの特徴

GIGAスクール構想の
「その後」を担う、
教材提示と情報配信に対応した
教育ICTツール

みらいスクールステーションは、システムの中核となる教育ICT専用端末「メディアボックス」を大型提示装置につなぐことで、デジタル教材の提示とタブレット端末のミラーリングを可能とします。
また、授業での活用だけでなく、校内放送とデジタルサイネージにも対応した、他に類を見ない教育ICTツールです。

メディアボックス

みらいスクールステーションの
導入メリット

充実した機能により、快適なICT教育環境を提供し、
GIGAスクール環境による1人1台端末を活用した
活発な授業の実現を支援します。

みらいスクールステーションの
基本機能

校内放送

安定した校内放送を実現

既存のWeb会議ツールは、必ずインターネットを介して行う必要があり、画質や音質に課題があることも。
みらいスクールステーションは、インターネット接続が必要ないため、安定した校内放送を実現します。

校内放送機能

学校行事などのさまざまな場面で、カメラとパソコンを持ち込むだけで
ライブ放送が可能に

電子掲示板

教室はもちろん、さまざまな場所へ
手軽に情報配信を実現

日々の児童生徒や来校された保護者へのお知らせ、業務連絡、学校案内や交通情報の配信まで用途は無限大。
既存の校内LANと大型提示装置にメディアボックスを組み合わせることにより、
デジタルサイネージとしてご利用いただけます。

パソコンから各教室にお知らせを一斉配信。
教室ごとに異なるお知らせを配信することも可能
緊急地震速報やJ-ALERTと連動。
リアルタイムで緊急情報を自動配信

タブレット授業

マルチOS、マルチミラーリングにより

1人1台端末の環境を効果的に活用できる

画面ミラーリング機能は、タブレット端末やPC画面を大型提示装置に無線転送できる便利な機能です。
みらいスクールステーションでは、マルチOS(Windows、ChromeOS、iOS/iPadOS)に対応する
ミラーリング機能を標準搭載しました。

マルチOS+4画面までの同時ミラーリングを実現

CASE1

先生用端末上に表示したものを大型掲示装置に表示。
児童生徒の興味関心を引きつけ効果的な授業を展開することができます。

CASE2

児童生徒がタブレット端末上で解答した内容を大型掲示装置に表示。
児童生徒のプレゼンテーションの場面で活用できます。

教材提示

リモコン1つで、
簡単教材提示

みらいスクールステーションは、専用リモコンで操作を行います。
家電感覚でお使いいただけるリモコンは、授業に適したボタン配置で、ICTが苦手な先生でも迷わずご利用いただけます。
デジタル教科書、動画やPDF、officeファイルなど、さまざまな形式の教材データを迷わず簡単に呼び出せます。
有線LAN回線の使用により、容量の大きい動画再生もスムーズです。

メディアボックス本体とリモコンだけで
さまざまな教材データを呼び出し、操作することができます。
さまざまな教材の表示、操作が可能
クラウド上のデータを取得、表示が可能

大型提示装置との連携

大型提示装置を活用した
わかりやすい授業を
スムーズに実現

メディアボックスを電子黒板機能を持った大型提示装置につなぐと、タッチ操作が可能となります。
また電子黒板用のペンツールソフトを内蔵しており、8色から選べるペンパレットやワンタッチ画面保存、ホワイトボードモードなど、
使いやすさとわかりやすさを重視した機能が充実しています。
また、電子黒板機能を持たない大型提示装置(テレビやプロジェクター等)に接続することも可能で、
教材データを大きく表示することはもちろん、USBマウスをメディアボックスに接続することで、
タッチ操作や書き込みができるようになり、電子黒板同等の授業展開を実現します。

みらいスクールステーションならば、電子黒板を使った授業が手軽に実現できます

STEP1

教材を大きく表示させ

STEP2

先生や児童生徒が書き込み

STEP3

内容を保存、次の授業で振り返りに活用

パソコンに代わって
あらゆるメーカーの
電子黒板と連携が可能

みらいスクールステーションは、電子黒板にHDMIとUSBで接続するだけで連携することができます。
さらにディスプレイ型、プロジェクター型、ユニット型の電子黒板に対応。あらゆるメーカーの電子黒板に対応しています。

ケーブルで電子黒板に接続するだけで連携されるため、
追加のソフトウェアのインストールが不要
ソニー、マクセル、エプソン、シャープ、テクノホライゾン(エルモ)、
サカワ等、ほとんどのメーカーの電子黒板に対応

システム構成

教室に追加するのは、メディアボックス1台だけ。
メディアボックスは、大型提示装置とLANをつないで常設。
ライブ配信や教材の配信元は、配信用のパソコンとサーバーをLANにつないで使用します。

システム構成イメージ

製品ラインナップ

教育ICT専用端末「メディアボックス」は現在の2機種を販売しております。
それぞれ、型番とカタログが異なります。下記より、ダウンロードしてください。

mb3
PID-STB-C01(MB3)
mb2
PID-STB-B01C(MB2)
校内ライブ放送
電子掲示板
Zoom連携  ×※1
教材コンテンツ視聴
画面ミラーリング  ○※2  ○※3
クラウドストレージ連携  ×※4

※1:Zoom連携機能は、PID-STB-B01Cでは対応しておりません。
※2:PID-STB-C01では最大4画面が可能です。
※3:PID-STB-B01Cでは1画面となります。
※4:クラウドストレージ連携は、PID-STB-B01Cでは対応しておりません。

CASE

導入事例

それぞれの教育現場のニーズにあった形で利用できるのがみらいスクールステーションの魅力
それぞれの要件にあった、さまざまな形でご利用いただいています。

CONTACT

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0120-964-529 平日 10:00〜17:00まで受付

教育のICT化で見える課題と必要なソリューション

2020年(令和2年)度からの学習指導要領に示された内容の実現が進むにつれて、普通教室では大型提示措置(電子黒板等)、先生用ノートパソコンやタブレット、無線LANアクセスポイント、そして学習者用パソコンの整備が進められています。総務省の発表する政策「教育情報化の推進」によると、教育のICT化に期待されるのは、アクティブ・ラーニングのように主体的で能動的な学習環境を用意し、子どもたちの「情報活用能力」「コンピュータを使った情報収集手段」「プログラミング体験による論理的思考力」などを身に付けていくことです。

IT人材の育成を目的としたプログラミング教育必修化に向けても、教育のICT化は注目されています。中でもコンピュータを使った「情報活用能力」は、情報活用の実践力、情報の科学的な理解、IT社会に参画する態度をバランスよく育成することを指しています。また、教育ICTは英語や国際分野に強い人材を育てるという点でも注目されています。ちなみに現在では、小学校のみならず、高校生や大学教育向けにもICTが取り入れられているようです。

しかし行政からの指導とはいえ、調査によると教育のICT化には多額の費用が伴うため、厳しい財政状況に置かれている自治体や学校にはICTの導入がなかなか普及していない現状があります。校内インフラを整えるにも費用がかかります。

また、ICTを導入した学校であっても、多忙な教員にとっては新しく導入されたICT機器の使い方を習得する時間が取れなかったり、いざ活用するとICT機器の動作が不安定になったりトラブルが起きたりして授業が止まってしまい、そのためにICT支援員が必要になってしまうといった課題も存在します。

結果、授業へのICT利用に消極的となり、学校全体で見るとICTはごく一部の先生にとどまり、ICT導入の効果を実感できないケースも少なくありません。

このような課題に対して、導入コストを抑え、教員の負担軽減を図り、誰もが使えるICT機器の利活用を通じて、将来を生きる小中学校の子どもたちの能力を高める教育ICTソリューションが重視されています。

みらいスクールステーションが目指す教育ICTとは

みらいスクールステーションは、予算に対する導入コストと教員の負担を軽減し、簡単操作によって毎日使われる本質的な教育ICTにアプローチしました。

従来のICT授業では、教材の提示や電子黒板のペンツールを使うためにノートパソコンが不可欠でした。ところが、セキュリティの確保や、常に最適な状態を保つための定期的なメンテナンス、OSアップデートなどが必要になります。そのため、専門知識やPCスキルを持つ教員が必要になるだけでなく、授業に使用する際に動作が遅く、授業が思うように進まないといった問題がありました。これでは授業の効率が悪くなるばかりか、教育ICT機器の知識を学ぶ時間や使い方を習得する時間が必要になるなど、先生方は従来よりさらに忙しくなってしまいます。

富士ソフトは、これまでに培った技術と研究から得たノウハウを駆使し、ノートパソコンに代わる専用端末としてメディアボックスを開発。ノートパソコンと同等の機能を装備しつつ、さらに「タブレット画面転送のための無線通信機能」や、大型提示装置の電源を自動で立ち上げ「校内ライブ放送」を視聴できる機能を1台に集約しました。

パソコン周辺機器の整備は必要なく、学校教育環境に求められる機能を実装しています。また、専用リモコンのみでも、ある程度のICT授業が簡単に実践できるように日々、研究と開発を続けています。

みらいスクールステーションを導入してくださった学校の先生からは、「リモコンの簡単操作によってほとんどの先生が毎日利用しています」「簡単なシステムなので、他の先生からの操作方法に関する質問が激減しました」というお言葉をいただきました。

みらいスクールステーションが目標とすること。それは、毎日のように使えて、多忙を極める先生方にもしっかり喜ばれ、ずっと必要とされ続ける教育ICTでありることです。そのために、富士ソフト株式会社は持てる技術を結集し、日本の教育界を新時代へ導く改革を続けたい考えています。

プログラミングやAIほか、教育ICT関連のコンテンツや記事は、今後も当WEBサイトで発表していく予定です。ぜひご覧ください。

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